Jitz. LIFESTYLE

アートと武術と、ライフハックと。

愛と欲望のマーケティング

「そこで、あんたはなにを見つけたんだ」 「虐殺には、文法があるということだ」 ぼくにはその意味がわからなかった。 ジョン・ポ ールもそれを察して説明を続け、 「どの国の、どんな政治状況の、どんな構造の言語であれ、虐殺には共通する深層文法があると…

2020年、「メタデータ」と「編集」の時代

2020年が幕を開けた。職業柄、経年を振り返ることで今年の行く末やシナリオを“読む”ということを必ず年始に行っていて、そのときの大きなヒントになるのが、日経MJが発表している「ヒット商品番付」だ。どのような商品・サービスが売れ、どのようなトピック…

『文学的、あまりに文学的』な人生論 ~「言葉」が人生をつくる~

「文学は現実を模倣する。だったらその逆だって…」 攻殻機動隊のTVシリーズ、『Stand Alone Complex』の劇中で語られる言葉だ。J.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を伏線にして次々に起こる事件、その真相に迫ろうとするトグサが吐いた言葉。そう、…

焼き鳥巡礼 ~個人的に「日本一」だと思う店:横浜編~

圧巻だった。あっさりと自分のなかの「日本一」が塗り替えられた。すべてが好みどおりの仕上がりと緻密な組み合わせの妙、そして奇をてらうことのない確かな味わいがそこにはあった。空間演出、サービス、品質どれをとってもパーフェクトで、文句のつけよう…

もうすぐ絶滅するというネットの市民性について

最近、「Google検索がおもしろくなくなった」という声を聞く。実際に当ブログのアクセス解析を見るかぎりでも、検索エンジンからは記事の趣旨と大きく異なるキーワードによる流入が主で、とてもじゃないが俺が頑張って書いてきた内容にマッチした人種を確実…

人は「言葉」を獲得するために旅をする

人は旅をする。だが、その旅はどこかに在るものではない。旅は旅をする人が作るものだ。 紀行文学の金字塔『深夜特急』の誕生前夜からその後まで、生成変化の<旅>論を収めた『旅する力』の序章で沢木耕太郎が語っている言葉だ。沢木によると、だいたい26歳前…

大成する人は「顔」が違う! ~成功者のファッションと人相学~

何かを成し遂げる人にはその相が顔に現れる。凡人とは違い、特徴的で印象的な何かがあるのだ。人相学もまた、古代中国では帝王学として、体系化されてきた学問のうちのひとつだ。史記に描かれている黄帝の人相は、いわゆる切れ長の目に盛り上がった額が特徴…

哀しき道化のアカデミー賞候補作 ~映画『ジョーカー』を斬る~

本来は自分自身がおもしろかったものや何かが得られたことについてを書くべきで、その逆におもしろくなかったものや何も得られなかったことについて書くことは非生産的だ。だが、しかし。前評判からしてあまりにも高く、興行収入もすこぶる好調で、そして実…

心身を開放し、あるがままの人生を歩む!禅の呼吸法

先日、縁あって成田山新勝寺で座禅体験をしてきた。座禅というのは所謂、禅宗と呼ばれる曹洞宗、臨済宗のもので、新勝寺は真言宗だ。真言宗の座禅を「密教座禅」といい、普段は臨済式の座禅を実践している俺もはじめての体験だった。 どういう違いがあるのか…

大切なことはすべてマンガが教えてくれた

今でこそ漫画を読まなくなったが、学生時代は漫画に没頭していた。そのせいか、わりと自分の中の価値観の軸になっているものが、漫画から吸収した知識だったりもするのだ。おそらく1980年代近辺で幼少期にバブルを過ごした同年代くらいの方は、そういう人も…