Jitz. LIFESTYLE

アートと柔術と、ライフハックと。

身体論

想像力の時代 ~ブログ3年目を迎えるにあたって~

このブログも足掛け2年(半年ほどの中抜けがある)が過ぎ、3年目に突入する。よくもまあ、三日坊主な俺がここまでコンスタントに書き続けてるよなって印象だ。年末年始を前にして早くも総括かよってとこはあるのだが、ひとつの節目なのは確かな話で。執筆者…

“動き”が理に適うとき ~右脳型柔術家と左脳型柔術家の発見~

このほど、ちょっとした不思議な体験をした。ブラジリアン柔術にはボトム(ガードポジション)からトップへと形勢を逆転させる“スイープ”という技が存在する。一口に「スイープ」といってもポジションによっていくつもの種類とバリエーションがあるのだが、…

天翔“技”閃(あまかけるわざのひらめき) ~「技術」の考察~

撮りためていたテレビ番組を見て、驚愕した。*1 7月に放送された『情熱大陸』の魚店店主・前田尚毅氏の回だったのだが、なんと…テレビカメラの前で「脱水」がおこなわれているではないか。 「脱水」とは鮮魚の水分量を調整することで食感を引き締め、旨味を…

霊性と情熱のあいだ ~映画は『森』をどう描いたか~

久しぶりに映画を観た。数年前までは単館系の映画を中心によく観ていたのだが、最近はめっきり映像作品から刺激を受けることが少なくなり、映画館から足が遠のいていた。そんな折、河瀨直美の新作が上映されているという話を聞きつけネットで調べてみたら妙…

“禅”的ライフスタイルで取り戻す本当の生き方

禅の世界観に感銘を受けて、ライフスタイルとして実践を生活に取り入れていることは以前の記事でも書いた。今でこそマインドフルネスやミニマリズム、シンプルライフといったキーワードが隆盛をきわめ、ストレス社会を生きるビジネスパーソンを中心に注目を…

グレイシー柔術考 ~セルフディフェンスの美学~

本稿は連載2回目の記事ゆえ、ここに不時着された御仁は1回目の記事からお読みになられよ。 ↓ www.sandinista.xyz グレイシー柔術の真の姿に迫るためにその成り立ちを検証しつつ、大胆な仮説を代入することで欠落部分を埋めながら軌跡を辿ってみよう。なにせ…

戦略考

おなじ1冊の本が、人生の転機でまったく違う読み方になるってことがある。それは多くの場合が“古典”といわれるもので、知識と経験の蓄積によって獲得した、ある種のフィルターをとおすことで、まるで立体かのように違った角度から読めてしまうのだ。 まさに…

禅と武術の果て ~呼吸を巡る身体的考察~

禅仏教の思想は徹底してパンクだ。なんたって真理が「空(くう)」であるとするなら、その原理論に内在する「空」性は帰納的に証明することはできない。真理は知性的に「無い」のだ。まるで、公理可能な理論に矛盾性がなければ証明も反証もできない命題が存…

日常の<入力>と<出力>

決まった周期、決まったペースで、まとまった文章量で、何年も飽くことなくブログ記事を生成し続けてる人ってすげえなって思う。マジで尊敬するよ。いや、厭味なんか無しにしてさ。だって、コンスタントに記事をアウトプットできるってことは。頭ん中のバー…

視覚言語をめぐる冒険

アート(芸術)としての写真の見方というものを『写真鑑賞論』と題して連載してるんだけど。それとは別シリーズとなるであろうこの記事は、その根本となるべき「鑑賞者の身体論」とでもいうべきものを言語化してみたいという試みの序章である。 www.sandinis…

俺のJiu-Jitsu事始め

なにやら物騒な話で恐縮なんだけど。ライフワークのクラヴマガと並行して、8月からブラジリアン柔術を習い出した。おかげで今や週6日をトレーニングと稽古に注ぎ込む日々だ。齢四十を前になんでまたそんな護身術ばかりのハードワークを、なんてこと言われち…

“井穴刺絡”の神秘

いつだったか、いわゆる自律神経の疾患を患って不眠症になったことがあった。心療内科に通ったりしてなんとか元の体質に戻すことができたのだが、その時から「休息法」が俺にとって大きな課題になった。 自律神経というのは交感神経と副交感神経という2つの…

クラヴマガはじめましたって話

護身術を習っている。何度かの挫折を経て、本格的に行きはじめたのは今年のあたまぐらいから。イスラエル生まれの近接戦闘術、クラヴマガっての。最強の諜報機関と名高い同国のモサドはもちろんCIAやFBIも採用してるって話で、目突き・金的をも想定した超実…

新たな時代の言語コミュニケーション

以下は「現代における言語コミュニケーションとは」というお題で、数年前に某所からコメントを求められ1000文字でまとめた論考。字数制限があったので問題意識のみにフォーカスし、具体的な対応策には言及していない。しかし、ここで書いた状況は2、3年を経…