Jitz. LIFESTYLE

アートと柔術と、ライフハックと。

柔術(BJJ)

『グレイシー柔術』を理解するための10冊+α

ブラジリアン柔術をより深く、より精緻に理解するためには、その原型であるグレイシー柔術の研究や探求を欠かすことができない。しかし意外にも、グレイシー柔術を知るための手がかりとなる文献は決して多くはないのが現実だ。 そこで今回は俺がグレイシー柔…

ブラジリアン柔術に効く『孫子の兵法』③

ブラジリアン柔術で使う「孫子の兵法」シリーズ、第3回にしてようやく13篇中6篇目となる「虚実篇」に到達。これ以降のトピックは賞味のところ、方法論的な戦術の範疇になるので、この虚実篇が孫子の説く戦略の中で最大のハイライトといって過言ではない。 他…

柔術にアイデンティティを注入せよ ~戦略的オンライントレーニングのすゝめ~

柔術に必要な、“闘魂”的な何か 元気ですかあー。 柔術にはアイデンティティがある、といったら驚かれるだろうか。 地球の裏側のブラジルで、グレイシー柔術が体系化されたのが半世紀前。もともと源流を同じくしながらも、使い手や環境によってその活用の目的…

QUINTETを解読する分析グラップリング学

QUINTET、観てます? 往年のグレイシーハンターとして、国民的人気をほこった桜庭和志が新たに立ち上げたグラップリング・イベントQUINTET(クインテット)。紳士の国・イギリスの人気格闘イベントPOLARISから最強グラップラー陣が集結し優勝を飾ったQUINTET.1…

ブラジリアン柔術に効く『孫子の兵法』②

ブラジリアン柔術で使う「孫子の兵法」シリーズ、2回目となる本記事は個人的にも孫子の思想が結集した重要な章と考えている「形篇」と「勢篇」へと突入する。観念論的な、独特の語法とコンセプトに関する言及が多く散見されるが、含蓄ある深い示唆が随所に散…

ブラジリアン柔術に効く『孫子の兵法』

以前に「孫子の兵法」について書いたことがある。孫子の戦略の奥深さ、知見の深さ、その普遍性に改めて気づき、"生き方のテキスト"として感慨に耽ってしまったわけだが、テキストというのは実践で使えなければ意味がなく、無価値なものでしかない。 www.sand…

グレイシー柔術考 ~セルフディフェンスの美学~

ここに不時着された御仁は、前回の記事からお読みになられよ。 www.sandinista.xyz グレイシー柔術の真の姿に迫るためにその成り立ちを検証しつつ、大胆な仮説を代入することで欠落部分を埋めながら軌跡を辿ってみよう。なにせグレイシー柔術だけではなく、…

グレイシー・ジャーニー ~未知なるグレイシー柔術の世界~

現在、ブラジリアン柔術として普及している競技柔術は本当にグレイシー柔術の延長線上にあるものなのだろうか?ふと、そんな疑問にかられることがある。もちろんグレイシー一族の闘いが今の総合格闘技の文脈をまったく新たなものに書き換え、それが引き金と…

【お知らせ】ブログタイトル、変えた

前回の投稿の末尾で宣言したとおり、ブログタイトルを変えた。なんてことのない理由だけど…前のは飽きた。これが一番でかい。まあ、なていうか。なかば、サブカル難民みたいな生き方してきてるからさ。この所在ない感じが、俺らしいっちゃあ俺らしい。 確固…

柔術のポジショニングとコントロール

人の価値観や印象なんてものは、概ね多感な時期にインパクトを受けた事物に規定されている。俺のライフスタイルと化したブラジリアン柔術の競技人口は、ちょうど1980年前後かそれ以前が生まれ年の、俺と同年代の人が圧倒的に多いように思う。 それもそのはず…

グレイシーの系譜 ~柔術の源流を求めて~

クラヴマガをこのほど辞めた。理由は並行して新たに始めたブラジリアン柔術の奥深さにすっかり魅了され、本格的に専念するためだ。もともとクラヴマガを補完するために始めたブラジリアン柔術だったが、どうも身体操作的にも俺はグラップリングの方が向いて…

俺のJiu-Jitsu事始め

なにやら物騒な話で恐縮なんだけど。ライフワークのクラヴマガと並行して、8月からブラジリアン柔術を習い出した。おかげで今や週6日をトレーニングと稽古に注ぎ込む日々だ。齢四十を前になんでまたそんな護身術ばかりのハードワークを、なんてこと言われち…